子宮筋腫の正しい知識

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子宮筋腫はホルモン療法に頼らなくても自分で改善できます。

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子宮筋腫の治療法

保存的治療をする場合

保存的治療をする場合

子宮筋腫を手術しないで保存的に治療しようとする場合には、子宮頸部や、子宮内膜に悪性の病気がないことを確かめておいてから経過を観察するとより安心です。その時に細胞診、組織診の検査をしておく事が必要です。

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手術を考える時とは

手術を考える時とは

子宮筋腫によって月経の出血が多くなったり、出血が止まりにくくなったり、貧血がおきたりすると、治療が必要になります。貧血にたいしては鉄剤などを使用するとかなり改善しますが、月経の時の出血量そのものを減らす事はできません。

特に、筋腫が粘膜下にできている場合には出血量を減らす事がなかなか難しく、手術による摘出治療を考えなくてはなりません。また、筋腫が子宮のまわりの臓器を圧迫して、腰痛、便秘、頻尿などの原因になっている時も手術を考えます。

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手術治療が適している時

手術治療が適している時

閉経後の女性に成人男子のこぶし大以上の筋腫があり、しかも経過を観察しているあいだに腫瘤が大きくなるような場合には、手術が適応となります。腫瘤が大きくなったり、やわらかくなったりする時には筋腫でなく悪性の肉腫である可能性があるからです。閉経後には筋腫は小さくなるのが普通ですから、閉経しても腫瘤が小さくならないときは要注意です。

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薬治療が可能か?

子宮筋腫が卵巣ホルモンの働きで大きくなる事から卵巣ホルモンの分泌を一時的に抑えて筋腫を小さくしようとする治療法「GnRHアナログ」(性腺刺激ホルモン放出ホルモンの有導体)の投与があります。

この薬を長期間投与すると、月経は止まり、子宮は小さくなって、一時的に閉経期に近い状態になり、これによって多くの筋腫は小さくなります。しかし、この薬をやめてしばらくすると、再び月経が始まり筋腫のサイズも元へ戻ります。今のところ、この薬治療で子宮筋腫そのものを消失させてしまうことはできません。

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卵巣摘出で起こる問題

卵巣摘出で起こる問題

卵巣を残すと問題がある場合は、卵巣を両方とも摘出する事があります。摘出後の症状としては、頭痛や肩こり、のぼせなどの「更年期」の症状がでることがあります。しかし、これらの症状はたいへん個人差があり、症状があれば、ホルモン剤で治療する事が可能です。医師に相談して、ホルモン剤を出してもらうのがよいか思います。

ただし、ホルモン剤が患者さんにとって重大な結果を招くと医師が判断した場合にはホルモン剤は使用できません。使用できない人を例に上げると、乳がんになったことがある人や血液の固まりやすさに問題がある人などの場合です。

頭痛、肩こり、のぼせなどの「更年期」の症状は一時的なもので、患者さんがそのことを十分に理解していれば、ホルモン剤を服用しなくても問題なく過ごせるものです。

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月経困難症の治療法

月経困難症の患者さんの子宮内膜ではプロスタグランジン(何種類もあるなかで、特にF2α)の値が高いといわれています。この物質は子宮に収縮をおこしたり、子宮の血流を妨げて虚血をおこしたり、骨盤痛の原因になったりします。そこで、月経痛に対して、プロスタグランジン合成阻害剤(非ステロイド性抗炎症剤に含まれる)を使用すると、症状が改善することがよく知られています。

この薬は何種類もありますが、特にどれがよいということはありません。しかし、長期に渡って使用すると、胃があれる(胃潰瘍)、血液中の白血球は少なくなる、赤血球が溶ける、血液が固まりにくくなる、などの異常を起こすことが有ります。

また、最近、カルシウム拮抗剤のなかにもプロスタグランジン合成阻害作用やむくみをとる作用をもつものがあるとわかり、月経困難症に使用されて、よい効果をあげています。

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