管理人がチェックする子宮筋腫情報
子宮全摘出手術か痛止めのお薬を飲むかの二つに一つの選択
子宮筋腫は、手術かホルモン治療でしか治らない病気と思われがちです。しかし、きちんと子宮筋腫を理解して、食習慣を改善し、ストレスを解消することで子宮筋腫が改善する方法があるんです。
子供の頃から生理痛がひどく、特に生理が始まって3日間ほどは、4時間おきの鎮痛剤無しでは日常生活がおくれない日々でした。いろいろと子宮筋腫の情報を集めましたが、この改善方法が一番続けられました。
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用語集
子宮頸がん
子宮頸部の上皮が悪性化したもので、扁平上皮がガン化したものが多いですが、頸部の腺上皮が悪性化する場合もあります。一般に子宮がんと呼んでいるものの多くは、子宮頸ガンのことです。
性成熟期
女性として成熟した時期になります。この時期は、、身体、および生殖器は、完全に女性としての機能を発揮するようになります。つまり、卵巣の機能が活発な時期であって、卵巣から排卵がおこり、女性ホルモンが十分に分泌されます。
性成熟期は、言い換えれば妊娠が可能な期間であり、初経から2~3年くらいたったころから、閉経の2~3年までの時期を言います。
ゼラチン様物質
組織の中の細胞が死んでいくと、細胞があった場所がゼラチンのようにどろどろした物質に変化していきます。このように変化した状態を表現すると、このような用語になります。
子宮内膜症
子宮内膜に似た組織が、子宮以外の部分、たとえば腹膜や卵巣などにできて、月経時(生理)には、子宮筋腫と同じように出血するため、炎症や痛みがおこります。腹膜や卵巣と周囲の臓器が癒着して不妊の原因にもなります。月経痛がしだいに強くなるのが特徴です。
子宮腺筋症
子宮内膜が子宮筋層内に入り込み、筋層内で周期的に月経のような出血をおこすと考えられている病気です。子宮筋腫についても同じような症状があるため鑑別が必要になります。
肉腫
組織は、大きく分けると、表面を覆う上皮とその下の間質から成り立っています。上皮が悪性化したものがガン、間質が悪性化したものが肉腫です。
いずれも細胞の分裂が盛んで、成長が早く、隣接する臓器を破壊したり、遠くの臓器に移転したりもします。子宮にできる肉腫には、子宮筋が悪性化した平滑筋肉腫、子宮内膜の間質細胞が悪性化した子宮内膜間質肉腫などがあります。
MRI/CT
MRIとは、核磁気共鳴画像(magnetic resonance imaging) の略のことです。
エックス線や超音波とは異なり、強力な磁場を利用して体内の水素原子核の信号を取り出し画像化する検査法です。体内の縦方向(縦断面)など、任意の断層画像が得られます。
CTとは、コンピュータートモグラフィー(コンピューター断層撮影)の略で、主にエックス線を利用して、身体を輪切りにした形を撮影することができます。
造影剤
腸などの消化管のエックス線写真を撮る時、まわりの組織との関係を明確にするために用いる薬剤です。経口投与が普通ですが、血管内に投与するものもあります。この場合は、血管が多く、血流が豊富なところほど強く映しだされます。CTやMRI検査でも使用されています。
子宮卵管造影
膣を通して造影剤を、子宮、および卵管に入れて、子宮の変形の有無や卵管の通過性の有無を調べる検査法です。子宮筋腫の検査としては、子宮内膜の側に身体に影響を及ぼすような筋腫があるかどうかなどが、この検査で分かります。
筋腫分娩
有茎性粘膜下筋腫が、陣痛のような痛みをともなって子宮から分娩されてくることです。筋腫分娩の状態で月経がおこると、ジャーっと音がするような大出血をおこす事があります。
基礎体温
毎朝、起床する前に測定した女性の体温は、月経周期とともに一定の変化を示します。これを基礎体温といい、正常周期では35.6℃を境として卵胞期には定温相、黄体期には高温相に移行するとき、体温が一段と下がる日がみられ、この日に排卵がおきたと考えられます。
変性
細胞に何らかの変化がおきた結果、いままでと違った状態になることで、いろいろな形にかわります。細胞としてはあまり働きがない状態になります。血流障害もよくみられる原因のひとつです。
桂枝茯苓丸
主な成分としては、ケイヒ(桂皮)、シャクヤク(芍薬)、トウニン(桃仁)、ブクリョウ(茯苓)、ボタンビ(牡丹皮)などが入っています。
ラットによる動物実験によれば、子宮筋腫の症状でもみられる、筋腫にともなう月経困難症、過多月経などの症状を改善する作用があったほか、赤血球の形をかえて血流をよくしたり、抗炎症作用があると考えられています。
お血・水毒
ともに漢方的な病気の捕らえ方で、お血は静脈系のうっ滞、臓器の血行不全、血液停留などを表し、水毒は水あたりの原因となる水の毒を意味します。
エストロゲン
卵巣でつくられる性ステロイドホルモンの一つです。子宮に働きかけ女性らしさを保つ作用をもっています。子宮以外にも、血管や骨などに働きかけ、その若さを保つのに重要な働きをしています。
骨量
骨がしなやかさを保つには、ある程度の骨密度が必要になります。これを骨量といいます。この骨量は、二重エネルギーエックス線吸収法で調べます。
硬膜外腔
背中を縦に走る脊髄神経は、硬膜(文字通り硬い膜)に包まれて、背骨の中にあります。この硬膜の外側に非常に狭い空間があり、脊髄から出た神経はここを通っています。この狭い空間が硬膜外腔です。痛み止めの薬をこの硬膜外腔に注入すると、効率的に鎮痛効果を得る事ができます。
卵管通気試験
子宮に二酸化炭素ガスを注入しつづけると、子宮内にたまったガスが卵管を通過しまが、その際に、急に圧力が変化します。この圧力の変化を記録して卵管通過性の有無を調べる検査です。
細胞診
スメアとも呼ばれています。この検査では、細胞を組織からこすり取って、取れた細胞の顔つきで、悪性かどうかを五段階に分けています。かなり詳しい情報が得られます。
甲状腺ホルモン
のどの少し下のあたりに、チョウのような形をした甲状腺という器官があり、この部分から甲状腺ホルモンが分泌されます。甲状腺ホルモンは基礎代謝に関係するホルモンで、主に体温や発汗、脈拍数、精神活動などにも大きな影響を与えます。
副腎皮質ホルモン
左右の腎臓の上にある副腎から分泌されるステロイドホルモンです。糖質コルチコイド、鉱質コルチコイド、アンドロゲンなどを総称して、このようによびます。身体に加わるストレスに対抗したり、血液の成分を一定に保つ働きをするなど幅広い作用を持っています。
成長ホルモン
脳下垂体から分泌されるホルモンです。この成長ホルモンの分泌が悪いと、身長が伸びないで、低身長のまま成人になる可能性が高くなります。
視床下部
視床下部というのは、脳のほぼ中心に位置し、ホルモンの分泌や多数の神経線維の中継をし、体温の調節など、様々な働きをもっています。人間が周囲の環境に適応しながら生きていくために、非常に重要な働きを担っているところです。
ステロイドホルモン
ステロイド環という共通の構造をもった脂質に溶けやすい物質で、これには何種類もあります。卵巣や精巣、副腎といった臓器でつくられ、肝臓で分解されます。
このうち、女性の性ステロイドホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンで、主に卵巣でつくられますが、皮下脂肪で、他のステロイドホルモンを原料につくられることもあります。
心肥大と心筋障害
心臓は過度に働き続けると、まず筋肉が代償的に大きくなり(心肥大)ます。働きがさらに過度になると血液の供給が追いつかなくなり、ついには心臓の筋肉に障害をおこします。
ピルとは
プロゲステロンだけ、あるいはプロゲステロンと少量のエストロゲンの働きをもつ薬をつくり、これを毎日飲めば、ゴナドトロピンの分泌が抑えられて排卵がおこらなくなります。
そのため、飲み続けることで月経を遅らせることもでき、薬をやめれば再び月経がおきてきます。このような薬を一般に経口避妊薬(ピル)といっています。