子宮筋腫は自分で改善するのが自然で身体にやさしいです。
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子宮を取ると、「女性ではなくなるのでないか」「体重が増えて体型が変わるのではないか」「性生活ができなくなるのではないか」といった誤った先入観をもった人達がいますが、解剖学的には女性ホルモンは卵巣でつくられており、卵巣が残っている限り、ホルモン的になんら変化はありませんし、性生活にも影響はありません。
子宮の役割から考えると、子宮摘出後にもたらされる変化としては、出産できなくなることがもっとも大きな意味を持っています。しかし、「子宮がなくなってもう子供の産めない体になった」などと考えるよりも、手術を受けた事によって、筋腫による貧血、その結果おこる心臓などの体への負担、毎日の生活での疲労感や圧迫感からの開放されたプラス面を意識する事が大切です。
失ったという意識よりも、手術によって得たものを大切にして日々過ごして見てください。
手術後の回復過程について、腹式子宮全摘術を例にみてみましょう。
まず、手術の翌日には自分で歩行することもできます。順調に腸が動いてガスが出れば、食事も流動食から始められます。日一日と状態はよくなっていきます。入院しながら、日常生活ができるくらいにまで回復するのを待ちます。入院期間は回復度や退院後の家庭環境にあわせて検討しますが、通常は術後2週間もみておけば十分です。
本来この手術は、身体への負担がそれほど大きくはなく、体力を損なう事もあまりありません。しかし、家に帰ってから、すぐ無理をしないで下さい。退院後2週間くらいは、疲れたらすぐに休むようにしましょう。なるべく腹圧をかけず、徐々に身体をならしていくようにしてください。
子宮筋腫だけをくりぬく核出術では子宮が残っているため、筋腫の芽が手術後に再び大きくなってくる可能性があります。(15〜45%で再発が認められる)。また、子宮が残っているため、新たに他の病気(子宮ガンや頸ガンなど)が発生する危険性もあります。子宮を摘出した場合でも、卵巣が残っていれば、卵巣腫瘍などの病気が発生する危険性もあります。
日本では卵巣がん、子宮がん、乳がんなどの病気があまり多くないので、卵巣をなるべく残すようにしています。したがって、術後の定期健診を怠らないようにして下さい。
子宮を摘出したことによる変化は、月経が無くなることと、妊娠ができなくなることの2点です。女性ホルモンは卵巣でつくられているため、卵巣が片方でも残っている限りホルモンの変化はほとんどありません。したがって、術後の結果、頭痛や肩こり、のぼせなどの「更年期」の症状が出ることはないと考えてよいと思います。手術後1ヶ月の検診などで医師の許可を受ければ、性生活をはじめても差し支えありません。
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