子宮の仕組みと役割 – 子宮筋腫の正しい知識

管理人がチェックする子宮筋腫情報

子宮全摘出手術か痛止めのお薬を飲むかの二つに一つの選択

子宮筋腫は、手術かホルモン治療でしか治らない病気と思われがちです。しかし、きちんと子宮筋腫を理解して、食習慣を改善し、ストレスを解消することで子宮筋腫が改善する方法があるんです。

子供の頃から生理痛がひどく、特に生理が始まって3日間ほどは、4時間おきの鎮痛剤無しでは日常生活がおくれない日々でした。いろいろと子宮筋腫の情報を集めましたが、この改善方法が一番続けられました。
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子宮の仕組みと役割

子宮とは

子宮とは子宮は「胎児を守り育てること」で、伸縮性のある平滑筋という筋肉でできた袋のような臓器です。ニワトリの卵ほどの大きさで、膀胱と直腸の間にあり、骨盤の底の部分に固定されています。子宮の左右には親指ほどの卵巣が連結し、子宮と卵巣を結ぶ卵管が広がっています。

子宮の内側を覆っている粘膜が子宮内膜で、毎月一定の周期に合わせて厚みを増し、受精卵の着床がないときに剥がれ落ちて膣から排出されます。これが生理と呼ばれる現象です。

妊娠すると、もともとは卵くらいのサイズだった子宮が大きくなり、最終的には約3000グラムの赤ちゃんと羊水を入れた袋になります。出産後には、またもとのサイズに戻ります。

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子宮の構造

子宮の構造子宮は、膣の方からみると、子宮の入り口となる子宮頸部と、その上の袋状の構造をした子宮体部とで構成され、子宮体部の上方には、両側に卵管からの小さな孔が左右に開いています。子宮に縦の切開を入れて内部をみると、一番外側に腹膜という薄い膜があります。

その内側には子宮筋という平滑筋でできた厚い層があります。さらにそれに続く形で、子宮内膜という軟らかい粘膜組織が、子宮の内腔を裏打ちするように存在しています。

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子宮内膜の二つの層

子宮内膜の二つの層子宮内膜は妊娠や月経に直接関っている組織です。子宮内膜はその働きの違いから、子宮の筋肉側を子宮内膜基底層、子宮の内腔側を子宮内膜機能層と呼んでおり、機能層は妊娠に備えて著しい変化をします。

妊娠しなければ、機能層は剥がれ落ちて月経となりますが、このとき、基底層は剥がれないで、月経で傷ついた内膜を修復し、次の月経周期に備えて再生する役割をもっています。

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子宮の筋肉

子宮の筋肉人間の体の筋肉には、顕微鏡で見たとき、横紋が見える横紋筋と、横紋がない平滑筋の2種類あります。

横紋筋は骨格筋を構成し、平滑筋は内臓をとり囲んでおり、主として物を排泄する働きに関与したり、血管の周囲で血圧の調節に関ったりしています。

子宮の筋肉は平滑筋と言い、胃や腸などにある筋肉と同じような働きをしています。胃や腸の平滑筋は食べた物や消化された残りかすを貯めて、少しずつ押し出していく働きをしています。

それと同じように子宮の平滑筋も、赤ちゃんを10ヶ月間包み込み、やがて分娩予定日は規則正しく縮んで(陣痛)、赤ちゃんを分娩する働きをします。

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子宮の変化(子供~思春期)

子宮の変化(子供~思春期)子宮は、赤ちゃんがお母さんのおなかの中に居る間に形が出来上がっています。しかし、子供の頃には卵巣が働かないため、あまり変化しません。

人によって様々ですが、10~16歳ごろから、卵巣から出てくる性ステロイドホルモンが子宮内膜に働きかけることによって最初の月経(初潮)が訪れますが、始めの数年はホルモンの関係が十二分でないため、月経としては不順なことが多いようです。

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妊娠のしくみ

妊娠の成立には、女性側の排卵が必要です。月経の出血が始まった日を第1日目とすると、ほぼ第14日目頃に排卵がおこります。排卵された卵は、卵管采(イソギンチャクのようなヒダをもっている)に取り込まれ、卵管の中に送り込まれます。

一方精子は膣に射精されると、膣→子宮頸部→子宮体部を通過して卵管にたどりつき、卵管膨大部という場所で卵と精子が出会い、ここでお互いが結び合います(受精)。

これで受精卵ができます。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管から子宮の内腔まで送り込まれ、子宮内膜にくっつき、内膜の中にもぐりこんでいきます。子宮内膜に受精卵がもぐりこむことを着床といい、これで妊娠が成立します。

妊娠のしくみ

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