月経の仕組み – 子宮筋腫の正しい知識

管理人がチェックする子宮筋腫情報

子宮全摘出手術か痛止めのお薬を飲むかの二つに一つの選択

子宮筋腫は、手術かホルモン治療でしか治らない病気と思われがちです。しかし、きちんと子宮筋腫を理解して、食習慣を改善し、ストレスを解消することで子宮筋腫が改善する方法があるんです。

子供の頃から生理痛がひどく、特に生理が始まって3日間ほどは、4時間おきの鎮痛剤無しでは日常生活がおくれない日々でした。いろいろと子宮筋腫の情報を集めましたが、この改善方法が一番続けられました。
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月経の仕組み

月経周期

月経周期月経の平均周期は28日プラス・マイナス2日です。

これは、月経がはじまった日から14日目に排卵がおこり、排卵したあとにできる黄体もまた、14日目にはその働きが悪くなるため、14日+14日=28日という周期になります。しかし、14日目よりも早く排卵をおこす人やそれより遅く排卵をおこす人があります。

周期が21日未満または46日以上の場合は、排卵がおきなかったり、黄体の機能がよくないなど、卵巣の機能その他になんらかの異常がある可能性があります。

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月経痛について

月経痛について月経開始前日から月経終了日までに、腹部の痛みをはじめ、頭痛、腰痛、嘔吐、悪心などの症状がおき、日常生活に支障をきたすような状態を、医学用語では月経困難症といいます。

程度の差はあるものの、80~90%の女性が月経時に痛みを感じるといわれており、日常生活にさしつかえるような人は約6%といわれています。

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月経痛時の異常の判断?@

月経周期が規則的になったころから月経痛があり、月経前日や第一日目に痛みが強いようであれば、ほとんどの場合、特別な病気ではないと考えて大丈夫です。

この場合、たとえば月経時の子宮の収縮が特に強い、などの原因が考えられます。これに対して、初経から、数年から数十年たって月経痛がおこるようになった場合には、子宮筋腫が原因しているか、子宮腺筋症、子宮内膜症など、なんらかの病気が原因になっている可能性が高いです。

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月経痛時の異常の判断?A

筋腫だけで月経困難症を訴える患者さんはそれほど多くありません。月経困難症がある場合、筋腫の存在を否定することはできませんが、子宮腺筋症や子宮内膜症をまず疑い、さらに筋腫とこれらの病気との合併を考えます。

子宮腺筋症や子宮内膜症では、月経困難症が次第に強くなる傾向があり、子宮腺筋症では筋腫と同じように過多月経がみられます。子宮内膜症では子宮の外に、また子宮腺筋症では子宮筋層中に子宮内膜とほぼ同じ組織が発生し、これが月経のときに出血することから、痛みなどの症状がでると考えられています。

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月経に影響する要素

月経のしくみは、卵巣と脳のキャッチボールのようなやり取りで成り立っています。精神的ストレス、極端なダイエット、激しいスポーツなどは、脳の視床下部を通してこのキャッチボールに悪い影響を与えることがあり、その結果、排卵がおこらなくなって月経がこない状態になることもあります。

また、体内には甲状腺ホルモン、腹腎皮質ホルモン、成長ホルモンなど多数のホルモンがありますが、これらのホルモンも、卵巣性ステロイドホルモンとのあいだで、互いに複雑なネットワークをつくって影響しあっていますので、どれか一つに異常がおこると、月経の周期を調節しているホルモンにも影響が及び、月経異常がおきてくる可能性があります。

月経に影響する要素

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月経の出血

月経の出血は、子宮内膜という組織が剥がれ落ちるわけですから、なかなか止血しにくい状態の出血です。しかし、子宮は収縮する能力をもっている組織でできており、月経がおこると、この筋肉が収縮して子宮内膜を養っている血管をしめつけ、自然に止血していくようになっています。最初の出血がおこってから完全に出血が止まるまでには、約7日間くらいの時間が必要です。

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月経の止まる頃のホルモンの働き

月経の出血が止まると、エストレゲンやプロゲステロンの働きで抑えられていた脳下垂体での、ゴナドトロピンの分泌が再開します。

次に排卵する予定の卵胞を刺激して、排卵に向けての成長を再びコントロールし始めます。すると、これらのホルモンの働きで抑えられていた脳下垂体での、ゴナドトロピンの分泌が再開し、次に排卵する予定の卵胞を刺激して、排卵に向けての成長を再びコントロールし始めます。

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月経と黄体細胞

黄体細胞には寿命があって、通常は14日間くらいで働きが悪くなり、エストロゲン、プロゲステロンの産出量を減らします。それまでこれらのホルモンに維持されていた子宮内膜は、ホルモンの変化に耐え切れず、機能層の部分から崩れ始めていきます。このとき、子宮内膜の組織の中に出血がおこります。これが月経と言われています。

月経と黄体細胞

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月経と体脂肪

神経性食欲不振(拒食症)で無月経になることがあることや、初経は年齢よりも体重に関係するという事実(体重が約42kgになると初経がみられる)などを考えると、女性にとって、体脂肪のもつ意味はかなり重要であるといえます。これは、性ステロイドホルモンが体脂肪でも作られていることに関連していると考えられます。

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